2016年04月01日
新作アニメーション『ぼのぼの』がいよいよ明日 あさ4:52~スタートします。
先日、原作者・いがらしみきお先生、監督・山口秀憲さん、
主題歌担当・モノブライト桃野陽介さんをゲストに、鼎談と試写会が行われました。
今回は、その模様をお伝えします!
鼎談は、『ぼのぼの』30周年についてのお祝いからスタートしました。
30周年という記念すべき年にアニメ化が実現した感想を求められたいがらし先生は、
「ここ3年ぐらいグッズが売れてきていて、その反響も良かったので色気が出て、
できればテレビアニメにしたいと思っていた時に、巡り合わせのように
今回のアニメ化の話が決まりました。本当に嬉しく思っております。」と喜びのコメント。
その言葉を受けた山口監督は「昔から読んでいた作品なのでアニメ化することができて光栄です。
ショートアニメの正味4分半という短い時間の中で、原作の魅力をどれだけ凝縮して描けるか。
『ぼのぼの』ならではの”間”を如何に描けるかに拘って作りました。」と恐縮しながら語りました。
続いて、本編映像を見た感想を問われた いがらし先生が、
「こういう世界なんだな、監督が最初の打合せで話をしていた子供向けにしないと言っていた意味が
ストンとわかりました。原作の漫画でも大切にしている余韻ですが、
アニメも毎回余韻をもたせて終わっている。それは面白いと思います。
どういう風に受け取られるのか。 それが楽しみです。」
と語ると、桃野さんも同意し
「僕も見た時に、漫画を読んでいる時の、
自分の中での『ぼのぼの』と同じ“間”のイメージで見ることができました。
すごく良い意味で、説明がないというか・・・
その世界観をこだわって作ったなぁという感じがして、僕は楽しかったです。」と
山口監督が拘って作っている“間”について絶賛し、いがらし先生は更に、
「漫画を描いている時に自分の中にある『ぼのぼの』の世界が、
アニメを見た時にものすごく柔らかくなっている。
色もそうですが、綺麗でソフトな感じでした。」と語りました。
また、主題歌について問われると桃野さんは、
「物心ついたときから『ぼのぼの』という作品がありました。
僕の中では歴史的なものに歌をつけるというのは、例えて言うなら、
奈良の大仏に曲をつけるようなものですね。」と
プレッシャーを覗かせつつも会場を笑わせ、更に
「拘ったことは、子供目線になるのではなく、
子供の気持ちになって歌う事ですね。」と語ったのを受け、
いがらし先生は「ボーカルの声がいい声で大好きだった。
監督も私も一発で気に入りました。」と語り、
山口監督も「楽曲を聴いてエンディングの絵もすぐに浮かびました」と振り返りました。
最後に『ぼのぼの』放送に向けてのメッセージを求められると、桃野さんは
「今回、『ぼのぼの』というアニメの主題歌ということで、
僕が生まれ育ったのは北海道の根室市というところで、
ラッコ、シマリス、アライグマがいる、リアルな『ぼのぼの』の世界観がありました。
原体験に近い作品に関われたという事で、 やっと自分らしさが出せたという思いがあります。
隠すわけではないけれど、ロックバンドだと、牧場の息子というような生活感を
あまり表に出すことはない。こんなに自分らしい作品に関われたということで嬉しいですね。
ぜひ曲も合わせて愛して欲しいです。よろしくお願いします。」
と原体験を交えて心情を語ると、いがらし先生は、
「『ぼのぼの』30周年ですが、今はまだ何ができるのか具体的に考えてはいません。
監督がおつくりになった『ぼのぼの』を世間の方が観ることで生活の潤いになるなら、
嬉しいです。我々の希望はそれですね。皆さんの潤いになりたいと思います。」と思いを明かしました。
最後に山口監督は、「自分が大好きだった漫画作品を手がけられること、
関われる幸せをかみしめています。
このアニメは、とにかく見て面白かったと言ってもらえる作品にしてゆきたい。
毎回それが続いて、今週も面白かった、になる。
1回見逃したからといって、もう見なくていいやとか、そういう番組ではなく・・・
久しぶりに見ても楽しいと思ってもらえるような作品にしたいと思います。
そして原作に負けないくらい すごく長いシリーズにしてゆきたいです。
よろしくお願いします。」と作品への意気込みを語り、鼎談が終了しました。
(左から山口監督・いがらし先生・桃野さん)
アニメ『ぼのぼの』は、いよいよ明日から毎週土曜日4:52からフジテレビにて、
放映がスタートします。
『ぼのぼの』を是非お楽しみください!
■放送情報
4月2日より毎週土曜日4:52~ フジテレビ
5月8日より毎週日曜日10:30~ アニマックス
■配信情報
4月2日(土)より毎週土曜日 あさ5:00 最新話を追加
FOD(フジテレビオンデマンド)
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/anime/ser5353/
■TVアニメ『ぼのぼの』公式サイト http://www.bonoanime.jp/
■モノブライト公式サイト http://www.monobright.jp/
先日、原作者・いがらしみきお先生、監督・山口秀憲さん、
主題歌担当・モノブライト桃野陽介さんをゲストに、鼎談と試写会が行われました。
今回は、その模様をお伝えします!
鼎談は、『ぼのぼの』30周年についてのお祝いからスタートしました。
30周年という記念すべき年にアニメ化が実現した感想を求められたいがらし先生は、
「ここ3年ぐらいグッズが売れてきていて、その反響も良かったので色気が出て、
できればテレビアニメにしたいと思っていた時に、巡り合わせのように
今回のアニメ化の話が決まりました。本当に嬉しく思っております。」と喜びのコメント。
その言葉を受けた山口監督は「昔から読んでいた作品なのでアニメ化することができて光栄です。
ショートアニメの正味4分半という短い時間の中で、原作の魅力をどれだけ凝縮して描けるか。
『ぼのぼの』ならではの”間”を如何に描けるかに拘って作りました。」と恐縮しながら語りました。
続いて、本編映像を見た感想を問われた いがらし先生が、
「こういう世界なんだな、監督が最初の打合せで話をしていた子供向けにしないと言っていた意味が
ストンとわかりました。原作の漫画でも大切にしている余韻ですが、
アニメも毎回余韻をもたせて終わっている。それは面白いと思います。
どういう風に受け取られるのか。 それが楽しみです。」
と語ると、桃野さんも同意し
「僕も見た時に、漫画を読んでいる時の、
自分の中での『ぼのぼの』と同じ“間”のイメージで見ることができました。
すごく良い意味で、説明がないというか・・・
その世界観をこだわって作ったなぁという感じがして、僕は楽しかったです。」と
山口監督が拘って作っている“間”について絶賛し、いがらし先生は更に、
「漫画を描いている時に自分の中にある『ぼのぼの』の世界が、
アニメを見た時にものすごく柔らかくなっている。
色もそうですが、綺麗でソフトな感じでした。」と語りました。
また、主題歌について問われると桃野さんは、
「物心ついたときから『ぼのぼの』という作品がありました。
僕の中では歴史的なものに歌をつけるというのは、例えて言うなら、
奈良の大仏に曲をつけるようなものですね。」と
プレッシャーを覗かせつつも会場を笑わせ、更に
「拘ったことは、子供目線になるのではなく、
子供の気持ちになって歌う事ですね。」と語ったのを受け、
いがらし先生は「ボーカルの声がいい声で大好きだった。
監督も私も一発で気に入りました。」と語り、
山口監督も「楽曲を聴いてエンディングの絵もすぐに浮かびました」と振り返りました。
最後に『ぼのぼの』放送に向けてのメッセージを求められると、桃野さんは
「今回、『ぼのぼの』というアニメの主題歌ということで、
僕が生まれ育ったのは北海道の根室市というところで、
ラッコ、シマリス、アライグマがいる、リアルな『ぼのぼの』の世界観がありました。
原体験に近い作品に関われたという事で、 やっと自分らしさが出せたという思いがあります。
隠すわけではないけれど、ロックバンドだと、牧場の息子というような生活感を
あまり表に出すことはない。こんなに自分らしい作品に関われたということで嬉しいですね。
ぜひ曲も合わせて愛して欲しいです。よろしくお願いします。」
と原体験を交えて心情を語ると、いがらし先生は、
「『ぼのぼの』30周年ですが、今はまだ何ができるのか具体的に考えてはいません。
監督がおつくりになった『ぼのぼの』を世間の方が観ることで生活の潤いになるなら、
嬉しいです。我々の希望はそれですね。皆さんの潤いになりたいと思います。」と思いを明かしました。
最後に山口監督は、「自分が大好きだった漫画作品を手がけられること、
関われる幸せをかみしめています。
このアニメは、とにかく見て面白かったと言ってもらえる作品にしてゆきたい。
毎回それが続いて、今週も面白かった、になる。
1回見逃したからといって、もう見なくていいやとか、そういう番組ではなく・・・
久しぶりに見ても楽しいと思ってもらえるような作品にしたいと思います。
そして原作に負けないくらい すごく長いシリーズにしてゆきたいです。
よろしくお願いします。」と作品への意気込みを語り、鼎談が終了しました。
(左から山口監督・いがらし先生・桃野さん)
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放映がスタートします。
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■モノブライト公式サイト http://www.monobright.jp/
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